将棋、三浦九段の不正騒動を見てのまとめ。てか竜王戦の賞金高っ!!
あれ?こないだは「1億パーセントクロ」とか言われてたじゃん?
結局不正はないのか?簡単にまとめてみた。
目次
詳しい経緯は将棋に詳しい人が細かく言及してあるので、あえて書かない。
ここのが詳しかったです。
三行でまとめると
ちょっと調べた感じを三行にしてみる
- 渡辺竜王が三浦九段に負けて、ソフトによるカンニングを疑う
- 日本将棋連盟が不正の調査も、報道ではクロ濃厚
- 三浦九段、棋戦に出場停止処分になる
- 「不正の証拠はない」→シロ
四行になってしまった・・・
なぜ疑惑を持たれたか
今の時代、将棋ソフトはかなり強くなっていて、全力ならトッププロより強い。
スマホのソフトでも、プロの検討に使えてしまうレベルになってきた。
ということは、当然「スマホの持ち込み禁止」の議論があって然るべきだと思うのだが、先伸ばしにされてきた。
そりゃあ、プロ棋士からすれば、「お前らスマホのソフトより弱いから持ち込み禁止にするわ」と言われるようなものだから、反発があるだろうな。
そんな中、
対局相手がトイレに行って帰ってきたら、普段の彼では考えられないような妙手を連発する。
しかも、今はタイトルが絡んだ重要な棋戦だ。
となれば、疑惑を持たれてしまうのも仕方がないと言える。
また、三浦九段はもともとソフトでの検討に熱心だった、ということも、
周囲が疑惑を深める理由の一つになったようだ。
不正の根拠とされた内容とその否定
- 将棋ソフト「技巧」との指手の一致率が90%以上と高い
- 離席が多く長時間で、帰ってくると妙手が出る
これを見ると、「あー・・・これはやっちゃってますねー」感満載だが、
1は実際には過去の他の棋士の棋譜も含めて調査したら、それも一致率高くて、
三浦九段の疑惑の対局だけが有意に高いわけじゃないよ!ってことらしい。
2は実際長時間で、連盟は長時間の離席を控えるように通達している。
この部分が否定されているソースが見つからなかったんだが、結局主観ということ?
今連盟のHP見たら結構わかりやすく書いてあった。
この記事いらないね。
報道が一人歩きしたなー、まあ俺を含め皆犯人探しが好きだからなー。
でもまだ疑問点がある。
処分が妥当、とされたのはなぜ?
疑惑がある相手とタイトル戦できない、と竜王が言ったから。
まあ、わかる。
タイトル戦にはスポンサーがついていて、大きなお金が動く。
もし今回タイトル戦が中止になった場合、責任問題になってしまうし、来年以降スポンサーを降りられるかもしれない。
会場とか既に抑えてあったんだろうし、延期もできない。
そうすると三浦九段の代わりに誰かを出すしかない。
で、繰り上げで丸山九段が挑戦者になった。
つまり大きなお金が動くので、出場停止処分にせざるを得なかった、ということ。
・・・そして竜王戦は渡辺竜王が防衛している。
竜王戦の賞金にモヤモヤ
我々一般人からするとお金の話はとても興味あると思うんです。
竜王戦の賞金は、
「第29期の優勝賞金は4320万円、敗者賞金は1590万円であり、また、挑戦者決定三番勝負の対局料は両者とも440万円である。」(Wikiより引用)
はぁ?負けても挑戦者に決まれば、負けても2000万?
サラリーマンの平均年収の4倍なんですけど?
三浦九段への補償は?
不正の証拠はなかった、としたんだから、三浦九段に対する補償があって当然。
で、竜王戦をやり直せればいいんだけど、それはできないという。
(これもお金絡みよねー)
三浦九段に対しては、出場停止期間中の不戦敗は取り消し、A級リーグへの残留はしたものの・・・
いや上に書いたけど、本来貰えていたはずの挑戦者の対局料は??
竜王と丸山九段は、対局料を一旦返納して、改めて竜王戦を行うべきだろ!
場所はホテルとか料亭とかじゃなくて、安上がりでもいいだろ!
疑惑はあったけどシロだったんなら、あるべき形に戻すのが筋だろー。
それにかかるお金はなんとかしなさいよ。
で、結局渡辺竜王が防衛して、今回の騒動では一人勝ちという状態。
ブログも休んでいるし、何かしらコメントを出さないと、「負けたから有望な挑戦者を追い落とした」という風に見られますよね。
騒動の発端となった竜王にはなんのお咎めもなし、というのはどうなのよ?
今後も気になります
まだ今後、対応が変わって「竜王戦やり直す!」とかになる可能性もありますよね。
じゃないと三浦九段が不憫だ。